自分のホロスコープのいいところなんて一個も見つからなかった


私が占星術を始めたのは2010年。

ひたすら独学で勉強して、

2011年には代金をいただいて人の星を読むようになっていました。


人のホロスコープや占星術の構造はとても面白く

すぐにさまざまなものが腑に落ちたのですが、

一番謎だったのが自分のホロスコープ。

惑星、サイン、アスペクト、どこを見ても

「え?これって何なんだろう」とか

「あぁ、だから自分はダメなのかも」としか思い浮かばず。

全てが自己否定の材料になりかねない状況でした(笑)


いろいろな方が占星術に出会って自分のことが理解でき、

衝撃を受けたというお話をされているのがすごく羨ましいです。。。


でも今思うと、これは山羊座冥王星の影響で

私の無意識の基盤にある完璧主義や実利優先なところが

もろに出ていたなと思います。

矛盾の中から生まれるものが理解できておらず、青かったですな(笑)


とにかく、そんなわけで私はより深い自己否定から

自分のホロスコープの探求が始まりました。

このホロスコープが真実だとしたら、

(真実だ、という理由のない手応えだけは感じていました)

ここに描かれている私のカルマはなんなのだろう?

そしてそれをより良きものに転換するにはどうしたらいいのだろう?

そういう視点で、私は自分のホロスコープと向き合っていきます。


疑問を持つのってすごく大切なことで、

私は日々の自分の行動をひとつひとつ客観的に観察するようになりましたし、

星について発信する中で、過去生を教えてくれたり

星の智恵を伝えてくれる友人にも恵まれるようになりました。


そうして長い時間をかけて、意識を持って行動することで

私はようやく自分のホロスコープの特徴を

ひとつひとつ意味のあるものに転換していくことができたのです。


月魚座の感受性は、

感じやすく流されやすい弱さから、共感と直感力の強さに。

火星と土星のスクエアは、

冷たい完ぺき主義とエネルギーのなさから、職人的な継続性とコントロール能力に。

アセンダントの冥王星は、

自分の中にある強いものに振り回される苦しみから、

自分の価値観を信じて目的に向かう強さに。


こうして言葉にすると格好良すぎて、ほんとにできているか不安になりましたが(笑)

ひとつひとつ意味が書き換えられるたびに私の行動は変わり、選択が変わっていきました。

「客観的に見ることで使い方を変換できる」ということは

自分のホロスコープと10年以上付き合ってきて実感できたことです。

【意識】というのはとても偉大なもので

視点を変えるだけで、ただ理解するだけで、世界が変わり、現実が変わる。

もしかして意識っていうのは

非力な人間が宇宙とつながる唯一のツールなのかも?

意識を意識すれば、魔法が使えるようになる。

これは私が占星術を付き合うことで得た、素晴らしい贈り物です。

そして、今自分が何を意識すればいいのかを、ホロスコープは教えてくれる。

だから私は、占星術の知識と同時に

意識と体を使ってどう活用するか?ということを

お伝えしたいなぁと思うのです。



知ること、理解することは癒しにもつながるって思います。

星と香りのStudio Tipi

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